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地中エネルギー

再生可能エネルギーである地中エネルギーの活用のすすめ

1. 地中熱のメリット

地中の温度は外気温に比べると年間を通して変化が小さいため、夏は冷熱源、冬は温熱源として利用できます。

空気を熱源とするエアコンや冷蔵庫よりも効率的(10~25%程度)にエネルギーを利用できます。

2. ヒートポンプの「熱を移動する」仕組み

一般にヒートポンプとは、水や不凍液等の熱媒体を循環させて高い温度の物体(空気、水、地中等)から熱を奪い、低い温度の物体(空気、水、地中等)に伝える装置です。
 家庭のエアコンや冷蔵庫は一般的にこの技術を用いて空気との間で熱をやりとりしています。
 地中熱利用ヒートポンプは地下水または地中との間で熱交換を行う点が異なりますが、技術的には同じものです。

3. 主な地中熱利用方式

・オープンループ方式

既存・新規井戸で揚水した地下水と熱をやり取りし、その後水源として利用、余った地下水は地中に戻す(還元する)または地上で放流します。
 熱容量が大きい地下水を利用できることから、熱効率は高く、経済的にも優れている反面、揚水規制のある地域では採用できない場合があります。

・クローズドループ方式

熱媒体を地中に循環させて地下水や地盤と熱のやり取りを行います。
オープンループ方式に比べて熱交換の効率は低く、熱収支バランスを保つ必要があるが、地下水を揚水しないため、揚水規制のある地域でも導入可能です。

参考資料:地中熱利用にあたってのガイドライン(環境省水・大気環境局H27.3)

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