お問合せ
アクセス
サイトマップ

地下水源の保全

水は太陽のエネルギーで海や大地から蒸発して雲になる。

雲ができると、やがて雨や雪となって空から降ってくる。

大地に降った雨や雪は、一部は蒸発し、残りは川を流れ、または地下水となり、やがて海へと流れていく。

土からしみこんだ雨は、森林や大地にうるおいを与え、緑を育てる。

森林は一時的にためる(保水)能力をもっており、利用できる河川水・地下水量を増やすことができる。

地下水は循環型の資源であり、地表からしみこむ供給量以内で利用すれば、持続可能な資源として安定的に利用することができる。

したがって、『地下水は地域(地下水盆)の共有財産』という認識に立ち、継続可能な地下水の適正利用のあり方を検討し、地下水の保全・利用に関する計画を策定・運用する必要がある。

適切な地下水の保全・利用の手順

一般に、地下水に関するデータ整備や利用実態の把握は十分進んでいるとは言えない。 また、健全な水収支を保つための管理基準値(水位・利用可能量等)を設定するための数値シュミレーションモデルを活用した実践例も限られており、当初から精度の高い将来予測は困難である。

このため、適切な地下水の保全・利用に当たっては、最初は過去の地下水障害を教訓として実測値や経験則に基づいて計画を立案し、 実際に運用しながら評価・見直しを重ねていくPDCAサイクル(下図)を継続的に行うことで、精度を高めていくことが重要である。

サイトマップ